1988-04-01 第112回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
海運造船合理化審議会で、これらの過剰船腹の解撤促進ということについて答申がなされ、鋭意海運、造船両業界において解徹作業が進められております。しかしながら、海運市況の波動の中で、係船するものあるいは解撤するものが一時市況に出て、それらの動きが鈍ってしまったというような点等もありまして、現実には過剰船腹が依然として重く海運経営を圧迫しておる状況にございます。
海運造船合理化審議会で、これらの過剰船腹の解撤促進ということについて答申がなされ、鋭意海運、造船両業界において解徹作業が進められております。しかしながら、海運市況の波動の中で、係船するものあるいは解撤するものが一時市況に出て、それらの動きが鈍ってしまったというような点等もありまして、現実には過剰船腹が依然として重く海運経営を圧迫しておる状況にございます。
○山中委員 そういたしますと、解徹作業そのものは、運輸省の海運総局によつて許可になるけれども、その艦艇の所有権は、S・S・Kでは、まだ大藏省から拂下げの許可は得ていないということになるわけですが、作業の許可は、海運総局は受けているけれども、所有権そのものはまだS・S・Kに移つていないとするならば、結局拂下げの申請もなさつていないのですか。
○山中委員 解撤作業の対象になつている艦艇の所有権は、一應國有財産として大藏省の所管にあるものだと思うのですが、そうすると、その國有財産の解徹作業をいたしました作業費、その清算はどういうものと清算することになるのですか。